パパ活ママ殺●事件

同人新着情報

パパ活ママ殺●事件

内容
ラブホテルの部屋で女性の変死体が見つかった。 持っていた免許証から、沼田静江38歳職業不詳と判った。 検死の結果、死因は絞殺、犯人は同日同時刻にホテルを利用した人物と思われたが、特定には至らず、捜査は進まなかった。 遺体の身元確認、引き取りは一人息子が行った。 息子は20歳大学生。身寄りは他には居なかった。 沼田静江、両親は離婚、父親は行方不明、母親は自殺。18で出産、相手は分からない。水商売をしながら息子を育てた。 すらりとした美人で言われなければ20代に見える。もっともスマホやsnsに残っていた画像だから、実物とは隔たりが有ったかも知れない。遺体からは推し測る事も出来ない。 AVにも何本か出演していた。最近はいわゆるパパ活で生計を立てていた。 持っていたスマホの履歴から、容疑者が数名浮かび上がったが、逮捕に至る証拠は得られなかった。 捜査担当の刑事、青木は沼田静江の息子、幸夫の今にも消えてしまいそうな線の細さが気がかりだった。 すでに二十歳とはいえ、か細い震える声で「母です。間違い有りません」と言った言葉がいつまでも耳に残っていた。 青木は沼田静江が主にパパ活の待ち合わせに使った場所に張り込んでいた。 当たり前のように男女が落ち合い、ネオンの間の闇に消えていく。一課の青木には、この手の案件は取り締まりの管轄外だ。 青木の狙いはひとつ、かつての沼田静江の客だった男が現れるのを待つ事。 見込み違いであれば、空振りに終わる。だが、青木には確信が有った。 一度味わった感触を忘れられない。それが犯罪者の心理だと。 バレなかったら、それでいい。「えっと。??さん?」声をかけられることもあった。「違うの?あんたでもいいんだけど遊ばない?」青木は、身分証を見せて、「管轄外だから、見逃しておくが、悪質な場合は担当に連絡する」と小声で伝えた。「!&%!¥-@ゞ〇∞£%」訳の分からない事を言って、女は去った。 青木は何人かのよく見かける男女をピックアップしていた。この中に被害者と繋がる誰かがいるかも知れない。しかし、手当たり次第に職質をするわけにもいかない。 中に被害者の沼田静江のにどことなく似ている女がいた。男と落ち合い寄り添って歩いていく。何人目かの男との時、青木は二人をつけていった。中むつまじくホテルに入る二人。青木は物影で張っていた。二時間後、二人は連れだってホテルから出てきた。何事も無かったようだ。青木は苛立つばかりだった。 その時が来た。沼田静江のスマホの履歴から割り出したひとりが現れた。早速あの女が近づいていく。そう、沼田静江に似ているあの女。青木は後をつける。ラブホに入る二人。踏み込むべきか?ここは管轄外であっても、決断しなければならない。 ホテルの責任者を呼び出す。「わかりました、協力します」「警察だ!おとなしくしろ!」今まさに男女の営みの真っ最中の筈だった。が、そこに女は居なかった。 幸夫がいた。もうひとりの男は後ろ手に縛られ、首筋にはナイフが突きつけられていた。「刑事さん?」ナイフを持った幸夫が言う。「どういう事だ?」「こいつが、犯人です」「無茶をするんじゃ無い!」「ここで殺してもいいんですよ」「それは許されない。後は警察に任せろ」幸夫は首を横に振って。「証拠が無い」青木が幸夫の説得を試みる。「令状をとる。そいつの住まい職場にガサ入れれば、必ずなにか出る。約束する!決定的な証拠をつかむ!だからナイフを離せ!」縛られた男は叫んだ!「止めてくれ!自白する!」一度、生唾を飲み込んでから男が言う。「家にも、会社にも警察だなんて困る!俺の立場が無くなる!」幸夫はナイフを男の首筋に当てて。「どうせ、家族も仕事も無くすんですよ。悪あがきはよしなさい。あ、命が無くなるんだ。そうだった。キャハハハハハ!」青木が半歩前に出て言う。「自分で証拠になるものを出しなさい。そうすれば、家宅捜索は必要ない」男は観念した。「ネクタイが、あのとき首を締めるのに使ったネクタイが会社の机にある」青木が言う。「私が同行して取りに行きましょう」男は体を揺すって言う。「頼む!そうしてくれ!」幸夫は静かに語り始める。「あんたにたどり着くまで、何人の男と寝たと思ってるんだ?」語気は徐々に強くなっていく。「警察にスマホも何もかも、手掛かりになるものを持っていかれて!」ナイフを持つ手が震える。「自分で街に立つしか方法が無かった!」声も震えている。「殺させてくれ」あの場所では、たった今も見知らぬ者達が出会っている。thanks to wilmap Rick Bridenbaker aemi1970

無料立ち読みはこちら

タイトルとURLをコピーしました